発売中の『ZONE』で、宮本恒靖さんのインタビューを担当させてもらいました。題して「攻撃的ディフェンス論」。おお、なんか面白そう。わざとらしく自薦。

宮本さんへのインタビューはおそらく3回目。今回はタクシーによる移動時間を利用した20分間に、到着したホテルでの15分を合わせて計35分ほど。いつも思うけど、タクシーでのインタビューはテレビのノンフィクション番組みたいで勝手にテンションが上がる。きっと何も知らずに“当たっちゃった”運転手さんも、同じことを考えてドキドキしていたに違いない。自分自身を盛り上げるために、そんな妄想を膨らますことも大事だったりする。

この記事で宮本さんが言っているとおり、「奪うために策を講じる」という前提さえあれば、「ボールを奪う」ことは守備的ではなく攻撃的な行為と考えられる。となると、そもそもサッカーはすべて「攻撃」で形成されていることになり、「守備」なんて概念はどこにもない。この感覚、特にセンターバックが得意な人ならよく分かると思う。自分一人のポジショニングだけで相手FWをオフサイドにハメるあの感覚、あれは明らかに攻撃的な喜びだ。

サッカーがすべて攻撃で成り立っているとしたら、とても希望的な側面が見えてくる。もしその考え方が浸透していないからセンターバックが育たない(才能がセンターバックを選ばない)のだとしたら、考え方一つで日本サッカー最大の弱点があっさりと埋まっちゃうかもしれない。

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